シナリオ:15 システム:14 キャラ:16 CG:14 サウンド:16 総合点 75点
どのルートのシナリオも、春夏秋冬と季節ごとのヒロインとの一年間の交流を描いています。
交流といってもイチャイチャ描写などはほとんどありません。
主人公とヒロインが苦しみ悩みながら何とか苦難を解決しようとする姿や、村に隠された謎に迫る暗い話が中心です。
鬱要素を含む上に、凌辱シーンもあるので苦手な方はやめましょう。
全5ルート用意されており、正しい攻略順で進めていけば、その謎に徐々に迫れるような作りになっています。
正しい攻略順と書いたのは、攻略順にロックがかかっていないからです。
プレイする人は、雨音→悠夏→藍→明日菜→文乃の順に攻略してください。
前述の通り、この作品はヒロインとの交流を省いています。
おかげでだらだらとせず軽快に読み進めていけるんですが、半面物語に厚みが足りてないなと感じました。
全体的にあっさりしすぎでした。
で、全キャラクリアするとおまけシナリオが選べます。内容はハーレムモードの主人公の話。何か二次創作小説に出てくるような内容ですね(笑)。雨音ちゃんと文乃ちゃんの壊れっぷりはファンとして喜ぶべきか悲しむべきか・・・。
全キャラエキスパートクリア(バッドエンドなしで全キャラのハッピーエンドを迎える)をすると各キャラの後日談を簡単に知ることができます。主人公と結ばれなかったヒロインのその後が…ちょっと罪悪感を抱いたりして。